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  • 執筆者の写真Yuko NITTA

サロン利用者のコロナ感染は0.074%



アメリカの美容協会が、サロンで新型コロナウイルスに感染する比率が低いことを公表しました。

 

アメリカアリゾナ州を拠点にする美容協会Professional Beauty Associationは1月28日、ヘアサロンやビューティースパで利用者が新型コロナウイルスに感染する比率が低いという調査結果を発表した。


同協会に加盟する2,532の店舗には19,392のライセンスを受けた美容専門家が存在し、200万人以上の利用者にパンデミックの中、美容サービスを提供した。200万人以上の利用者のうち、サロンを訪れてから14日以内にコビット-19の検査で陽性と報告されたのはわずか0.07%だった。米美容協会は、今回の調査結果はサロンおよびスパは安全に営業を続けることができることを示唆し、利用者への安全性と信頼を高めたいとしている。


2021年2月5日 美容経済新聞「米美容サロン協会、サロン利用者のコロナ感染率を公表」より引用 https://bhn.jp/news/132838

 

原文にあたると、2,004,338+人の顧客のうち、サロン訪問14日以内に陽性と判断された顧客は1492人(0.074%)ということで、感染する比率が低いことが分かります。なお、この1492人のうち、サロン内でウイルスに晒された可能性があるのは824人、そのうち91人が二次感染になったとも報告されています。


出典:Professional Beauty Association


このように、数字を公表することは、安心感を高めるために非常に重要であると思います。


サロンが講じている措置として挙げられているものは、日本のサロンで講じられているものとほとんど同じです。具体的には、「除菌ステーション」「高性能エアフィルター」「顧客の事前スクリーニング」「衛生ログと顧客ログ」「非接触会計」「ダブルブッキングなし、キャパシティー減少」「マスクとフェイスシールド」「プラスチック仕切り」「体温計測」「飲み物や食べ物の禁止」「継続的なコロナテスト」です。このことからすると、日本のサロンの安全性も、アメリカのサロンとほぼ同じか、日本の方が感染者数が低いことを考慮すれば、アメリカ以上と考えてよいのではないでしょうか。


サロンのコロナ対策については「施術前の確認書は必要か」「美容サロンの新型コロナウイルス感染と損害賠償」 も併せてご覧ください。


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