• Yuko NITTA

美容とIoT:オルビスのスキンミラーに注目



オルビスが新しいIoTデバイスを開発しました。

 

手のひらサイズのIoTデバイス「skin mirror(スキンミラー)」を肌にあてると、独自の肌解析理論にもとづきユーザーの肌状態をカメラとセンサーを用いて自動解析。解析結果は専用アプリに記録され、日々貯まる肌データに、住んでいる地域の天候データほか、一人ひとりの肌悩みや生活習慣を掛け合わせ、最適なパーソナライズスキンケア商品を毎月届ける。それが、2021年1月20日、オルビスが今春からのスタートを発表したパーソナライズスキンケアサービスだ。





Beauty Tech.jp 2021年2月19日「オルビスが自宅の鏡に装着可能なIoTデバイスで叶えるパーソナライズスキンケア」より引用

https://beautytech.jp/n/n1949e3055f9a

 

個人的には肌解析にとても興味があります。化粧品ブランドのカウンターに行かなくても毎日できるというところがいいですね。


IoTとは、Internet of Thingsのことで、モノ同士をインターネットでつなげることをいいます。例えば、Amazon Echo、Google Home などは、声で指示することで、照明のオンオフ、音楽を流す、カーテンの開け閉めなどができます。


IoTについて、分かりやすい説明を見つけたので、紹介します。

IoTの基本的な要素はこの4つです。


①センサーカメラといったモノが情報を収集する

②その情報がインターネットを通じてサーバーに送られる

③サーバー側でデータ処理を行う。通常、サーバーに送られるデータは膨大となりビッグデータとなる傾向がある。データ処理にはAIが活用される。

④サーバーにおいて処理をしたデータに基づいた結果に基づいて、モノにインターネットを通じて指示送り、モノを作動させる。ただし消費者に広告を配信するといったモノの作動を伴わないアクションも考えられる。


小泉耕二「2時間でわかる図解IoTビジネス入門」あさ出版、2016年、20頁


オルビスのスキンミラーについていうとこうなります。

①スキンミラーがカメラとセンサーで肌状態に関する情報を収集する

②その情報がインターネットを通じてオルビスのサーバーに送られる

③オルビスのサーバーが情報を分析し最適なスキンケア商品をはじきだす

④最適なスキンケア商品を顧客に毎月送る


このように、全く人を介さずにサービス提供ができてしまうところがIoTのすごいところです。一見、オルビスはスキンミラーという「家電」を販売しているようにも見えますが、実際は、それだけでなく、肌管理システムと最適な化粧品という「肌のトータルサポートサービス」と販売しています。このように、ただの家電ではなく、ただの化粧品でもなく、付加価値を付けたトータルパッケージを販売できるところが、事業者から見た魅力になります。


皆さんも、面白い美容IoTサービスを見つけてみてください。