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  • 執筆者の写真Yuko NITTA

美容D2CブランドFUJIMIに注目


「D2C」という言葉をご存じですか?D2CはDirect to Customerの略で、自社の商品を、自社のインターネットショッピングサイトを使い、一般消費者へ直接販売する事業形態をいいます。インターネットの進化に伴い盛んになったモデルであり、企業としては、SNS等を通じて、こだわりのある商品をターゲットとする消費者へ直接アピールすることができます。消費者からすると、マスプロダクトよりも作り手の顔が見えやすいので、ブランドのミッション、環境・LGBTQなどの社会的課題への配慮の度合いなどを確認しながら、自分の価値観に合う商品を主体的に選択することができます。


D2Cのブランドとして私が注目しているのが、トリコ株式会社が運営する美容ブランド「FUJIMI」です。インターネット上の美容診断に基づき、自分に合ったサプリ又はフェイスマスクを購入することができる、パーソナライズビューティーケアを提供しています。


CEOの藤井香那さんはインターネットで拝見したところによると、現在27歳、大学在学中にスタートアップを立上げその後バイアウトに成功、卒業後は買収先の子会社の設立を担当し、2018年4月に現在の会社を立ち上げたという経歴の持ち主。これを聞いただけでも素晴らしいバイタリティが伝わってきます。


藤井さんは数日前にnoteで2020年の振り返りと2021年の意向表明をあげておられました。1年間の成功も失敗もストレートに共有してくださっており、D2C×美容に関心のある方にとって大変参考になると思います。お客様からの意見に基づき、速やかに商品パッケージを変更したお話などは、お客様とのダイレクトなコミュニケーションに強みのあるD2Cならではのエピソードだと思います。


「1年で月商億越え。美容D2Cスタートアップの2020年振り返りと2021年意向表明」


実は、弁護士の私にとっても、D2Cは、最近最もご相談が増えている分野の一つです。数年前から既にご相談は増えていましたがコロナ禍で企業のD2Cへの関心は一段と高まったように思います。D2Cを進める際に留意すべき法的ポイントについても、本ブログでなるべく多くご紹介したいと思います。


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