• Yuko NITTA

桜観に納得、サクラ・マグナ



今春の楽しみを一つ見つけました。リベルタ・パフュームの「サクラ・マグナ」。

桜の香りの香水です。桜というと、甘酸っぱくて可憐な香りが多いですが、これは、壮大で力強い桜の香りを表現しており、具体的には、イランイラン、ジャスミンアブソリュート、イリスアブソリュートなどが使われているそうです。


リベルタ・パフューム公式ウェブサイトより引用

https://liberta-perfume.com/shop/products/sakura_magna


 

見つけたのは、日経新聞の以下の記事でした。


2021年3月6日 日経新聞 「サクラ・マグナの香り 素材生かした力強さ」中野香織


「山根の桜観にもはっとさせられる。「満開の桜は、決して弱々しいイメージではない。むしろ力強いし、夜桜が群生している光景は、こわいと思うことがある。」」(上記記事より引用)


これを読んで、本当にその通り!と腑に落ちました。私は福島県三春町の出身で、滝桜という日本三大桜の一つ、樹齢1000年以上の桜を見て育ってきたので、桜というと「荘厳」「神々しい」というイメージが最もしっくりきます。「群生している夜桜がこわい」というのも、私はよく分かります。今まで感じていたことを、言語化していただいた気持ちです。圧倒的に力強くて大きい桜の群れが小さく風に揺れている姿は、地響きをおこすような、静かなこわさがあると思います。


「作り手に若い男性が増えていることも興味深い。Scentopiaには、29歳の山根を筆頭に28歳、26歳の男性調香師がいる。固まったイメージに目を曇らせることなく、自分が感じるままに臆せず発信する姿勢やビジネスを冷静に語る言葉は、「強くてこわい」次世代日本の香りまで感じさせる。」(上記記事より引用)



Scentopia株式会社 2021年2月24日

「パーソナライズ香水のリベルタ・パフューム初のプレタポルテライン。第一弾は、本来は香りの無い桜の花を新解釈した香り「サクラ・マグナ」。より引用

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000047013.html


昔、フランスに留学していた時に、香水で有名なグラースのパフュームリーで、日本人観光客が工場見学をする際のフランス語・日本語の通訳を手伝ったことがあります。フランスで調香師は「ネ」(NEZ:フランス語で鼻)と呼ばれ、非常に尊敬されています。イメージを香りで表現する芸術家です。日本人でも、しかも若い男性が、このような分野で活躍してくれることはとても嬉しいと思います。


「サクラ・マグナ」は桜の開花と共に発送とのことなので、それまで楽しみに待ちたいと思います。