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ファミマコスメSOPOに注目

執筆者の写真: Yuko NITTAYuko NITTA

コロナ禍でメイクのニーズが減り、コスメ市場は大きな打撃を受けています。

そのような中、ノイン株式会社は、ファミリーマートのコスメブランド「SOPO(ソポ)」を、2020年11月10日から、全国のファミリーマートで発売を開始しました。ノイン株式会社といえば、若い女性が多く利用するコスメECプラットフォームNOINを運営していることで有名な、コスメEC業界の雄ともいえる存在。


コスメECの会社が何故あえて今オフライン販売に乗り出したのか!?ということは、下記の記事で紹介がされています。ファミリーマートとしての戦略も紹介されていて面白いので、是非原典をお読みください。

 

流通・卸売業界を大事にしてきた化粧品メーカーにとって、EC事業は長年タブーとされてきた。その業界的な風習もあり、経済産業省が20年7月に発表した調査結果によると、コスメのEC化率はわずか約6%。「事務用品、文房具」の約41%、「書籍・映像・音楽ソフト」の34%などに比べて低い。

ただ、逆に今後の伸びしろは大きいともいえる。だからこそノインは、EC事業が第一ではあるものの、それを拡大させるためにはオフラインで認知度を広げることが重要と考えて、事業提携ベースでオフライン販売を拡大していくつもりだという。

「ECは確実に伸びるものだと思うが、オフラインでのコスメ販売は今後も残ると思う。戦略としては、リアルとEC両方やることが重要です。コンビニはコスメを買う場所として認知されていないが、そこを開拓することに意味があると思いました。ドラッグストアも15年ほど前はコスメを買う場所ではなかったが、今はそれが普通になってきています。コンビニもそうなれるんじゃないかと思います」(千葉氏)


DIAMOND ONLINE 

2020年11月30日 ダイヤモンド編集部 宝金奏恵 

「ファミマ限定コスメ欲しさにハシゴする女子が出現、化粧品業界に新風」より引用

 

今、美容業界も含めた世の中はEC旋風が巻き起こっていますので、その中で、あえてオフライン、しかもコンビニという新手には唸りました。確かに、コロナ禍の中、デパートよりも手軽で、ECよりも早く手に入るコンビニというのは、ニーズがありそうです。SOPOのコスメは価格帯としてもトレンド感としても、ドラッグストアコスメの購買層にとっては新たな選択肢になりそうです。加えて、通常デパコスメインの購買層にとっても、ちょっと買って試してみる、という冒険コスメになり得そうです。私も、カラーのアイラインなど、今まで、使うかどうかわからないものに、探す時間とお金をかけたくない・・・と思っていましたが、ファミリーマートで1000円以下で買えるなら試してみたいと思いました。


オンラインなのか、オフラインなのか、その二つをどのようにミックスするのか、クリエイティブに戦略を練ることが大事だなとSOPOを見て改めて感じました。NOINの今後の展開にも大いに期待したいと思います。


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